多言語Webサイトの活用

世界中で新規顧客を開拓しようとするなら、Webサイトの他言語化は真っ先に検討すべきです。世界のインターネットユーザーのうち72%が母国語のウェブサイトの利用を好むというデータもあることから、多言語のサイト作成が目標達成のための確実な方法です。ユーザーは、しっかりとした母国語で情報を提供してくれる企業に対して高い信頼を置くのです。

多言語Webサイトの利点

多言語Webサイトの作成には次のようなメリットがあります。

  • より多くの層へのリーチ。インターネット利用の多い国、上位10カ国は中国、インド、米国、インドネシア、ブラジル、ナイジェリア、日本、ロシア、バングラデシュ、メキシコです。これら市場のいずれかをターゲットとするだけでも、アプローチできる潜在顧客は相当数に上ります。消費者の54%は、価格より自分の言語の情報に興味を持っているというデータもあり、ターゲット市場の言語にサイトをローカライズすることは新規顧客獲得に直接結びつくのです。
  • 売り上げの増加。製品やサービスの販売先を海外にも広げれば、おのずと売り上げの増加も期待できます。2019年には、世界中で約19億2000万人がオンラインで商品やサービスを購入しており、eコマースの売上高は3兆5000億ドルを超えています。ですから、増加を続けるオンラインセールスのシェアを拡大するためにも、多言語化は必要な戦略なのです。
  • 顧客とのコミュニケーションの向上。人々はコミュニケーションの取れる会社からは商品やサービスをリピートして購入する可能性が高くなります。また、自分たちの言葉でのカスタマーサービスが評価されるということも、サイト構築の際には留意すべきでしょう。
  • 競争優位性の獲得。Webサイトは無数にありますが、現状ではその多くは単一の言語のみでコンテンツを掲載しています。多言語サイトを持つだけで、様々な地域に暮らすユーザーを大切にする企業、そしてグローバルな視点でビジネスを行う企業としての印象を人々に与え、他社に対する優位性を高められます。

多言語SEOの飛躍的な進展

Webサイトの翻訳とローカライズを効果的に行うには、質の高い多言語のSEO(検索エンジン最適化) を実施する必要があります。世界中のインターネットユーザーのニーズを掬い上げることでSEOの効果は飛躍的に伸びます。また、検索エンジンの中には、ローカルのSEOに重きを置いているため、グローバルとローカルの両方でランキングは上昇するでしょう。

適切なSEOの達成は以下のようなステップで行います

  • ターゲット言語の最も効果的なキーワードの使用。
  • サイトの読み込みが迅速に行えることの確認。表示速度が遅いだけでユーザーはサイトを離れてしまいます。
  • メタデータの翻訳。これによりターゲット地域でも、検索上位にランク付けされます。
  • 対象となる国や言語に応じた最適なトップレベルドメインの使用
  • hreflangタグの使用。これによりGoogleに、サイトの言語と、対象地域を認識させられます。

Webサイト作成の課題

このように、多言語Webサイトには様々なメリットがありますが、同時に様々な課題もあります。サイトを多言語化するには、オリジナル版の言葉を別の言語に単語レベルで翻訳するだけでは不十分です。効果的な多言語サイトにするためには、それぞれの言語のユーザーに親しみやすいようローカライズしなければなりません。

主な課題は以下の通りです。

  • 翻訳ミスがないことの確認。誤訳があればユーザーからの信頼を失ってしまうため翻訳の精度は非常に重要です。
  • 言語ごとのデザイン調整。言語によって、文字列の占める面積は異なります。たとえば英語からポルトガル語への翻訳では一般的に分量は15%減り、英語から日本語への翻訳では最大60%増加するとも言われます。また、言語によっては行間に必要なスペースも異なり、右から左に向けて書かれる言語のレイアウトも必要になります。
  • 文化的な背景への配慮。サイトが受け入れられるためには、使用する色や画像、ビデオコンテンツなどのコンテンツを地域ごとにローカライズする必要があります。
  • 日付、時刻、通貨の正確な記述。細部にわたる正確な記述も非常に重要です。

こうした様々な課題を乗り越え、質の高い多言語サイトを構築する上には、多言語化・ローカライズでの実績を持つ翻訳会社を利用することが推奨されます。

世界のインターネットユーザーは45億7000万人で(2020年7月時点)、多言語サイトの構築は、企業の成長戦略において不可欠なのです。

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