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翻訳テクノロジー

Category 2. Topics around technology employed in translation industry

ライフサイエンスの翻訳・ローカライズの重大な役割

大手製薬会社の多くが、収益の50%を国際市場から得ていることを鑑みると、グローバル市場に進出することの必要性は想像に難くないものです。人の命にも関わる製薬会社を含むライフサイエンス関連の企業が新たな市場に製品を送り出す際には、正確な情報の翻訳・ローカライズが必須です。 ライフサイエンス分野の翻訳・ローカリゼーション ライフサイエンス分野におけるグローバル戦略において、翻訳・ローカライズが必要な情報には以下のようなものがあります。 1. 臨床試験関連

ニューラル機械翻訳+ポストエディットの需要増

近年急速に開発が進むニューラル機械翻訳(NMT)は、すでに翻訳およびローカリゼーション業界に変革をもたらしていますが、今後数年間はこの動きが加速すると見られています。人工知能(AI)および機械学習モデルに膨大な翻訳データセットを取り込むことにより、NMTの翻訳精度は飛躍的に向上しました。最近では、NMTの訳文を人間が編集( ポストエディット )することで、最終的な訳文の品質をさらに向上させる手法の需要が高まっています。 機械翻訳の種類

翻訳自動化 -AIが翻訳にもたらす変化

近年の翻訳の自動化には目を見張るものがあります。IT技術が進歩し、言語の域にまで進出してきたことによって、高効率・低コスト・高品質な翻訳が提供されるようになってきました。さらなるAI(人工知能)の導入が見込まれる現在、翻訳の自動化がもたらすメリット、自動化を可能にする技術について見てみます。 翻訳自動化とは? 翻訳自動化…

CATツールを使用して翻訳効率をUP!

CATツールとは、Computer Assisted Translation(コンピュータ翻訳支援)ツールのことで、その名が示すように、翻訳のプロセスを容易にしてくれるコンピュータプログラムです。翻訳者のアウトプットの質と量を高めてくれるだけでなく、複数の翻訳者が作業を分担する時や解析を行う際に役立ちます。翻訳者が大量の翻訳を行ったり、限られた期間内に多くのプロジェクトに携わったりする場合には、まさに必要なツールと言えるでしょう。 CATツールの効果…

翻訳業界の黒船 ニューラル機械翻訳

グローバル化が進み、多言語への翻訳、しかもタイムリーでコストパフォーマンスのよい翻訳のニーズが高まる中、どうしたら品質を保ちつつ短時間でコストを抑えた翻訳ができるのか、といった点が課題となってきました。これを解決すべく登場したのが、IT技術を活用した機械翻訳です。翻訳者による翻訳はもちろん高品質ですが、どうしてもそれなりの時間と費用を要してしまいます。一方で機械翻訳だけに頼れば、作業スピードは上がりコストを抑えることができますが、品質面では懸念が残ります。…

機械翻訳とコンピューター支援翻訳ってどう違うの?

「機械翻訳」と「コンピューター支援翻訳」。皆さんは、この違いがお分かりになりますか?どちらも機械が人間の代わりにする翻訳のこと、とお考えになる方は、少なくないのではないでしょうか。実はこれ、誤りなのです。一見すると同義語に見えるこの2つには、大きな違いがあるのです。 ■ 機械翻訳とは…

機械翻訳はここまで来た!

機械翻訳の性能が飛躍的に向上しています。特にこの10年程度の技術の躍進には目を見張るものがあります。日本では外国人観光客と2020年の東京オリンピック・パラリンピックに対応すべく、機械翻訳機能を登載した案内サービスが増えており、その性能に驚かされた方も少なくないかもしれません。一体どのような仕組みになっているのでしょう。人間による翻訳とは何が違うのでしょう。今回は 機械翻訳 の進歩の歴史に迫ります。 精度は今も上昇中…

翻訳ツールにできること、人間にしかできないこと

この10年ほどの間、まさに目覚ましい進化を遂げたIT技術により、世の中はとても便利になりました。特に、PCの普及というハード面からアプリケーションの多様化というソフト面での拡充により、携帯電話やオンラインショッピングなど、かつては夢物語でしかなかったコミュニケーションが現実化しています。 これと同時に、翻訳に関連する技術も進化してきました。その一つがCATツール(Computer-Aided Translation…

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