リモート通訳も登場!通訳が役立つ場面や通訳の種類

世界のつながりが深まるにつれて通訳サービスの需要も高まっています。グローバル化が進み、ビジネスをはじめとしたさまざまな業界や分野で国境を越えた活動が増えています。専門技能を備えた通訳を介すことにより、異なる言語を話す人々でも、上手くコミュニケーションを取れるようになります。

多くの業界で不可欠な通訳

通訳サービスの需要は、企業、公共機関、学校、その他の多くの分野で広まっています。まず、通訳サービスがどのような業界や場面で活用されるかを見てみましょう。

  • 教育:世界には膨大な数の学生がいますが、海外の学生がその地域の言語を理解し、教師やクラスメートとコミュニケーションを取るための通訳ニーズがあります。学生がその地域の言葉を勉強していても、通訳者が介在することで学習の遅れが防げます。
  • 医療:特に外国で医療を受けようとする人々にとっては、診療は高いハードルです。通訳者は、医療スタッフと患者とのコミュニケーションを促し、患者の書類作成を支援し、診断や投薬、治療計画についての理解をサポートします。
  • 新規開拓:グローバル化により多くの企業がビジネスの手法を変え、無数の企業が国際市場に参入しています。あらゆる国や地域、そしてあらゆる言語のクライアント、パートナー、スタッフとつながるため、通訳サービスが利用されます。
  • 社員研修:企業が従業員の研修を行う場合、複数の言語を母国語とするチームへの対応が必要となる場合もあります。さまざまな種類の通訳サービスが、1つの会場での研修にも、ライブストリーミングでセミナー配信にも対応しています。
  • 旅行:業務(出張)だけでなく業務外(観光や休暇)でも、通訳は人々の生産的で楽しい実り豊かな旅を手助けします。
  • 保険:母国語で情報が得られない場合、多数のオプションの中から自分に合った保険を決めるのは大変です。通訳者は、新たな保険の加入者を支援し、健康保険や自動車保険、住宅保険の契約内容を確実に把握する手伝いをします。

さまざまなニーズに対応する通訳

通訳は、基本的に逐次または同時ですが、現場に来てもらわずにオンラインで入ってもらうなど複数のパターンがありますので、ニーズに応じて利用するサービスを変えるとよいでしょう。

通訳の種類

  • 逐次通訳:話し手が一定の発話をした時点で話すのをやめ、その間に、通訳者が内容をターゲット言語に訳する通訳です。このタイプの通訳は、小規模のイベントのほか、インタビューや商談に適しています。
  • 同時通訳:通訳者が話者の発言を聞きながら理解し、同時に訳していくサービスです。このタイプの通訳では、通訳者は内容をターゲット言語に訳しながら、同時に、次の発話に注意を払って理解していかなければなりません。そして通訳の間、言い換えなしで正確な言葉を伝えていくのです。同時通訳は、会議や大規模な集会、展示会で必要とされます。

通訳の入り方

  • リモート通訳(遠隔通訳):多言語のビデオ会議でのコミュニケーションを促進します。オンラインで人々が集まる会議の場合、リモート通訳は効率的です。
  • オンサイト通訳(現地通訳)。対面での対応が必要な場合に最適です。通訳が会場に赴き、参加者の対話を通訳します。このサービスは、より活発なやり取りを直接行う必要のある会合や商談に適しています。
  • オンデマンド通訳。複数の言語間でのコミュニケーションが生じた場面に急遽必要とされるような通訳です。こうした通訳を利用するには、通訳サービスを提供する会社と連絡を取り、必要な言語ペアを選択します。そして通訳者が通話に参加し内容の通訳を行います。必要な時に、必要な通訳を迅速に提供するサービスですので、急な通訳を必要とする医療・医薬品業界、法律関係などでの需要が高いと言えます。

通訳サービスを依頼する際には、ソース言語とターゲット言語のネイティブスピーカーで、分野の専門知識を持つ通訳者がいる通訳会社を選ぶことが重要です。通訳者には文化的なニュアンスや語彙を、対象となる聞き手に響く言葉に即座に置き換える能力が求められます。大切な場面でニーズに合った通訳サービスを使い分けて、コミュニケーションの活性化に役立ててください。

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