言葉の壁を越える電話通訳サービス

言語コミュニケーションのギャップを埋めるのに最も手軽な電話通訳。ZOOM通訳や電話越しでの通訳など多様な形態で便利に使える電話通訳サービスについて解説します。

思わぬ言語の壁に直面した時、すぐに使える迅速なソリューションが必要です。救急の医療処置が必要な時やビジネス契約を締結しようとしている時など、いかなる状況においても、言語の壁がネックになっては困ります。そのような窮地も電話一つで解決できるサービスがオンデマンド電話通訳です。

ビジネスが国際的に展開を広げ、リモートワークも拡大するに伴い、電話通訳の必要性は、医療現場、法務、ホスピタリティー産業、金融業界など様々な分野で高まっています。

電話通訳サービスの仕組みやメリットなど、サービスの全体像をご紹介します。

電話通訳とは?

電話通訳は、異なる言語を話す複数名のコミュニケーションをはかる最も早くて正確な方法です。異なる言語を話す2人と、通訳者間で3者間の電話会議を行います。

非常に便利で使いやすいサービスで、以下のような手順で行なわれます。

  • クライアントが専門通訳サービスプロバイダーに連絡し、必要な言語ペアをリクエストする。
  • 数秒以内に、通訳者が通話に参加し、リアルタイムで会話を通訳する。
  • 一方が話している間、通訳者は会話内容をメモする。
  • 話者が話し終えたタイミングで、通訳者が会話内容をもう一方の言語に通訳。
  • 会話内容の通訳漏れを防ぎ、聞き手も会話について行けるように、通訳者は数文ごとに通訳をはさみます。

この通訳サービスの最大のメリットは、複雑なテクノロジーが必要ないことです。電話と必要なサービスにアクセスする手立てさえあれば、すぐに利用できます。

電話通訳のメリット

個人間でも、ビジネス上の利用においても、オンデマンド通訳サービスには様々な利点があります。

• 費用対効果
電話通訳は、対人通訳に比べて低価格な選択肢です。人が出張することもなく、特別な設備も必要ないため、リーズナブルな価格でサービス提供が可能です。

• 不要な出費を防ぐ
ビジネスにおいて、ミスは多大な損失を生みます。大きなミスであればあるほど、損失も甚大です。そのため、企業はミスコミュニケーションによる損失を回避する仕組みを備えておく必要があります。
例えば、法的手続きなどの複雑な状況に対応できる電話通訳者は、言語のミスによって依頼者が法的に不利にならないようサポートします。

• すぐ使えるサービス
利用者が必要な時にすぐにサービスを利用できます。緊急の医療処置が必要な時などに特に便利です。病院で自分の母国語でコミュニケーション取りたい場合も、電話通訳が役立ちます。患者と医師との間のコミュニケーションを通訳することで、医療提供側も治療に必要な時間を無駄にしないで済みます。

• 商品やサービスへの信頼度が高まる
企業がビジネスを国際的に拡大する際、海外の顧客も満足するカスタマーサービスを提供していく必要があります。電話通訳によって、海外の顧客からの問い合わせなどに迅速に対応できるようになれば、その製品やサービスに対する信頼も高まり、継続購入につながります。

• 業務プロセスの合理化
コミュニケーションの阻害要因を取り除くことで、より効率的な業務プロセスを実現することができます。言語の壁が原因で業務に遅れが生じている場合は特に、電話通訳を介してのスムーズなコミュニケーションは投資すべきサービスです。すぐ電話で通訳者につながることができれば、余分な時間や労力をかけることなく意思決定が行えます。

• 世界中どこでもつながる
電話通訳の最大の利点は、世界中どこにいても利用できるということです。出張や旅行で海外にいても利用可能なのです。更に、医療分野などの特定の専門家に、その場で意見を求めることができる等、電話通訳でしか実現できない利点があります。

電話通訳サービスの選び方

電話通訳サービスプロバイダーを選ぶ時に重要なポイントをご紹介します。

• 提供している言語ペア
多くの電話通訳プロバイダーは、数百の言語に対応していると宣伝していますが、レアな言語の通訳者を見つけるのは、実際には困難かもしれません。まずは、そのプロバイダーがご自身の必要な言語ペアに対応しているかを確認しましょう。その他の言語についてもプロバイダーがどの程度対応しているのかも確認しておくとよいでしょう。

• 年中無休のサービス
電話通訳のもう一つの大きなメリットは、昼夜を問わずすぐにサービスを利用できることです。一部のプロバイダーは利用時間に制限がありますので、確認が必要です。質の高い電話通訳サービスプロバイダーは、必要な時に、待つことなくサービスを提供しています。

• 守秘義務の徹底
どんな通訳事業者でも、守秘義務が守られることは大前提です。例えば診療で利用する場合は、患者のためのHIPAAプライバシー規制を含む、守秘基準に準拠しているべきです。参加者全員が通訳者の前で話す内容の秘密保持を課されている会社を選びましょう。

• 専門性の高い通訳者
行われた通訳の出来は、その通訳者の腕と比例します。通訳者が両方の言語においてネイティブレベルであること、さらに、議論されている分野の専門家であることが重要です。使われる専門用語を理解していないと、間違った情報を伝達してしまう恐れがあります。

• 通訳会社の評判
依頼する前に、その電話通訳会社の評判を確認しておきましょう。サービス提供者は、プロ意識と信頼性においてトップレベルである必要があります。もちろん、担当する通訳者も一貫して業務完遂していることが求められます。加えて、将来のニーズに備え、同時通訳などの他の通訳サービスも対応できるか確認しておくとよいでしょう。

• 料金は使った分だけ
一部の通訳サービス会社は、最低利用料金の設定があったり、サービス利用のための定額サブスクリプション制を採用していたりします。この場合、サービスを利用しなくても請求が発生するため、このようなシステムは、顧客に敬遠されがちです。さらに、一部の会社は、キャンセル料を請求することもあるので注意が必要です。良心的な会社の場合、提供したサービス以外の費用を請求することはなく、通訳者が電話に入った時点から1分ごとのカウントとなるのが一般的です。

このように、海外の顧客や従業員がいるビジネスにとって、電話通訳はなくてはならないサービスです。言語の壁を越えた翻訳会社・言語サービスプロバイダー(LSP)を利用し、ビジネスの更なる飛躍につなげましょう。

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