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| 2025.01.01 |
言語と文化をつなぎ続けて20年|CEO シャラド・ミッタルからのメッセージ |
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クリムゾンインタラクティブCEO シャラド・ミッタルからのメッセージ世界中のお客様、社員の方々、そして友人の皆さまへ 会社が20周年を迎えるにあたり、「今、どんな気持ちですか?」とよく聞かれます。 誇らしい気持ちや心からの感謝の気持ちもあります。 しかしそれ以上に、今はこれまでを振り返る時間だと感じています。 1年目と20年目の違い会社を始めた当初、私の世界は今よりずっと小さなものでした。 私が向き合っていた課題はとてもシンプルで、お客様が言語の壁を越え、世界に発信しできるよう支援すること。当時、事業の拡大や海外拠点、何百もの言語ペアなどは考えていませんでした。考えていたのはただ一つ、「どうすれば正しく、誠実にこれを成し遂げられるか」ということだけでした。 当時の翻訳業務のほとんどは手作業でした。長時間の作業、何度も重ねるやり取り、そして言葉一つひとつに真剣に向き合う人たち。技術は存在していましたが、あくまで補助的な役割にすぎず、翻訳はほぼ人の手による、とても人間的な仕事でした。 今振り返ると、あの頃の経験から、忍耐力、翻訳という仕事への敬意、そして細部まで妥協しないことの大切さを学んだと思います。 それから20年。状況は大きく変わりました。 テクノロジー、機械翻訳、AIは、今や私たちの仕事に欠かせない存在です。お客様との会話も、単なる言語力だけでなく、プラットフォーム、ワークフロー、スピード、そしてスケールについて語られるようになりました。 それでも、変わらないことが一つあります。 最終的には、適切な人間の翻訳者が不可欠だということです。 今の時代、人の専門性とテクノロジーが共に機能する必要があり、そのバランスを学び続けてきたことが、私たちの大きな進化の一つです。 また、翻訳は以前よりも身近なものになりました。企業は、かつてない速さで世界中の人々に情報を届けられるようになっています。しかし、その「手軽さ」には責任も伴います。 私たちは、単に文章を翻訳するだけではなく、お客様のグローバル化そのものを支援する存在になりました。データ管理やプロセスの助言、意味を損なわずにスピードを高めるための仕組みづくり。こうした変化が、私たちを成長させ、今のクリムゾンを形づくってきました。 文化の一部となった「Arigatou Gozaimasu」私の大切な思い出の一つは、日本の同僚たちから「ありがとうございます」という言葉を教わったことです。とてもシンプルな言葉ですが、今でも心に残っています。 感謝の気持ちは、私たちが意識して名付ける前から、自然と弊社の文化の一部になっていました。 だからこそ、今改めて「ありがとう」を伝えたいと思います。 翻訳者・言語スペシャリストの皆さまへ。 言葉に向き合う真摯な姿勢、仕事への誇り、そして一つひとつの案件に向き合う真剣さを、私はずっと見てきました。皆さんのプロフェッショナリズムこそが、お客様からの信頼につながっています。 お客様へ。 日本で最初にご一緒した学術機関の皆さまから、現在お取引のある世界各国の組織の皆さままで、私たちを信頼してくださり、本当にありがとうございます。お任せいただく一つひとつのプロジェクトを、私たちは決して軽く考えていません。 そして、これまでクリムゾンを支えてくれたすべての社員の皆さんへ。 10か国にわたる私たちの歩みは、皆さんの献身、粘り強さ、そしてビジョンへの信念なしには実現できませんでした。皆さんのように、心から仕事を大切にする人たちと働けることを、私は誇りに思っています。 次の20年の展望未来について、簡単だとは言いません。 AIや機械翻訳は急速に進化しており、今後も業界を大きく変えていくでしょう。私たちは、この技術を「責任ある形で、思慮深く、適切な人の関与とともに」活用する道を示さなければなりません。 自動化が進んでも、判断力、文脈理解、そして文化への深い理解は、これからも不可欠です。 次の20年に向けた私たちの目標は、変化を追いかけること自体ではありません。 これまで私たちをここまで導いてくれた価値――意味を大切にすること、意図を持って進化すること、そして「言語の壁をなくす」という使命に忠実であり続けることです。 2045年、私たちが今と変わらず、世界中の文化と言語をつなぐ架け橋として、国境を越えたコミュニケーションをさらに容易にしている存在であれば、これ以上うれしいことはありません。 心からの感謝を込めて シャラド・ミッタル クリムゾンインタラクティブCEO |
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